お墓のお直しはお早めに!
岐阜の近松石材ドーターちかまつです♬
今日はお墓の修理のお話です。
昨日、昭和40年頃に近松石材でお墓を建てられたお客様にご来店いただきました。
縁石が壊れたので無料で直して欲しいとのことでした。
その日にそのまま、現場に伺いました。
全ての箇所の縁石が開き、後方の縁石は落石し真っ二つに折れてしまっていました。
これ結構、見受けられるお墓の状態なのです。
こんな感じの状態です↓
(※別のお客様のお写真となります)
今はお墓をつくる際、縁石や四ツ石が開いてこないようにステンレスの金物で止めています。
何十年か前から、こういった金物を使うようになったのですが、材質が金物が真鍮であった時代もあり、金物を使っていても錆びてきてしまい金物に負荷がかかっている場合もあります。
どうしても今回のお客様のように金物がなかった時代だと開いてきてしまうのはしょうがないのです・・・
開いている状態を放置したままにしておくと縁石が落石し折れてしまう可能性がでてきます。
みなさん開いてきているのを気付いていても、もう少し様子をみようと放置される方がほとんどです。
少々の開きであればメチ入れで済みます。
開きが大きくなってしまったり折れてしまった場合、解体し設置し直す。
または新しい石で作り直す。
そうなると費用もかかってきます。
1本だけ石を取り替える方法とした場合、石種が違ったり、既存の石と色が変わったりしてきます。
昨日のお客様には、ご説明し修理には費用がかかる旨をご案内しました。
考えるとのことでお帰りのなられましたが、皆さまも何かお墓に変化があればお早めにお問合せしていただくことをお薦め致します。
お客様の今後の状態に合わせメンテナンス方法をご提案させていただきます。
お隣のお墓を破壊させてしまうなんて事態になることもあるのでお気をつけくださいませ。
※参考までに、上のお写真のお客様は、近い未来にお墓を別の墓地へ異動されることを考えていらっしゃったのでメチ入で修復させていただきました。
お墓も、人間の体や家と一緒なんですが、おかしいな?と思ったら
早めのメンテナンスをお願い致します!!