お墓を建てる

岐阜の近松石材
ドーターちかまつです♬

季節はすっかり秋が深まり紅葉が美しい季節となってきましたね♬

岐阜市営墓地の抽選が終わり、お墓を建立するために今の時期、墓石店をさがしていらっしゃるのではないでしょうか。
今の時期、近松石材でも合見積りもりだろうなと思われるかたが来店されます。

正直に合見積もりだと仰られるかたもいらっしゃいますし、他社の見積を見せられるかたもいらっしゃいますが、多少の誤差はありますが、悪徳だなと感じる見積りは岐阜市はまだ少ない方だと思います。

 

お墓の値段は
・石種
・お墓の大きさ(石の量=付属品の数)

基本この2つで決まります。

 

石に限らずの話ですが・・・

商材・商品・精度すべて良しで商品は高価格なります。

 

お墓の場合も大特価的な価格をうたっている場合にはおそらく理由があります。
・在庫がある。それを磨きなおす
・通常仕入より粗悪な石で加工する

特に石の場合は一般の方が石のサンプル見せられても分からないでしょう。

中国産であっても国産石種の名前で飾られている場合もあります。
正直に中国産ですと伝える石材店もあるでしょうし、そうじゃない石材店もあるように思います。

 

国産石種で国産加工、石の量が多い
これで価格が安いは、あり得ません。

石材店の利益なくなってしまいます。

 

加工についても原石が採れるような地域はべつかもしれませんが今はほとんどの石材店が自社工場加工はやっていないと思います。自社でやっても加工の精度は低く加工専門のところでやったほうが綺麗です。

今の世の中、墓相墓を信じ建てられるかたは少ないです。

墓相でない場合、石碑と石碑の間のメチはコーキングで固めてしまうので言い方は悪いのですが精度は低くともなんとかごまかしが効く。
下の写真は今どきのコーキングありのお墓です。
一番下はメチ(コーキング済み)上台と中台の間はこれからメチ入する過程です。

 

ただ、ごまかしができること。これも重要なことではあります。
これは職人の技でもあります。

墓相の場合はコーキングやセメントで石碑と石碑を固めたりすることはなく、石碑を大入加工と言って凸凹に加工し石碑を石碑にはめ込むので精度が大きく関わってきます。

精度が悪ければ隙間ができてしまいます。

近松石材では大入加工でお墓を建墓される場合、国産石種の場合は基本的には庵治(香川県)の工場で加工してもらう場合がおおいです。

これは国産石種で大入加工になります。

 

 

高いには高いだけの理由があり安さには何かあることを頭に入れてお店や石種などお選びください。
決して中国材が悪いわけでもありません。

国産でも中国産であっても原石を使い切ったあとの余り物でつくれば価格は激安になるでしょう。

 

そしてもう1つ毎週、お墓参りしているドータちかまつからのアドバイスは、

お墓はシンプルが一番。
なぜなら、お掃除など手入れが楽なのです。

付属品がつけばその分、値段も上がります。

多くのお客様は、お隣と同じ形が良いとか、お隣より少しでも大きくということが多いように感じます。

いろんな価値観がある今の世の中ですが、
ご先祖様が居心地の良いお墓をおつくりくださいませ。

 


2020年11月05日